東京メトロ八丁堀駅A1の出口すぐのビル3Fにあるショールームに入ると、国内外のコインが展示してあります。
もともと「何かを集める」ことに興味がない自分でさえ、見ているうちにグイグイ惹きこまれました。
特に目を惹いたのはフランスが発行した星の王子様の金貨3枚セット(サン・テグジュペリのイラストがコインに彫られている)だったのですが48万円くらいするので断念。
骨董品と呼べるような古いコインもあるのですが、個人的には最新の記念コインのほうが興味深かったです。右上の画像はぜったい欲しいと思った、クック諸島の「永遠の愛」コイン(2008年発行)。
泰星マンスリーなるコイン情報誌(しかも月刊!)も発行されており、コインマニアの深遠な世界をちょっとだけ垣間見た心地です。
店員さんと会話するなかで、コインを買う客層について尋ねると
「本当は、コインが好きだという人に買ってもらいたいんですけど、最近はプレミアのつくコインを買って儲けようという人が多くて……」
と、ちょっと残念そうな顔をしていました。実際、自分のほかに店にいたチョイ悪オヤジふうの中年男性が
「ねぇ!これ買ったら明日いくら値上がりする?一番儲かりそうなのはどれだ?」
とダミ声を張り上げていました。なるほどねぇ……。
0 件のコメント:
コメントを投稿